PERSON恒栄で働く人たち

CROSS TALK 01

新規プロジェクトメンバー

新しいことに挑戦している社員のやりがいや本音は?
新規プロジェクトで活躍する社員のクロストークです。

MEMBER

堀内 泰

YASUSHI HORIUCHI

勤務地

福島県南相馬市

出身地

福島県出身

職種

スマート農業電気技術職

阿部 景子

KEIKO ABE

勤務地

福島県いわき市

出身地

福島県出身

職種

事務職

田熊 大貴

DAIKI TAKUMA

勤務地

東京本社

出身地

東京都出身

職種

企画職

小林 健馬

TAKUMA KOBAYASHI

勤務地

東京本社

出身地

東京都出身

職種

企画職

入社の動機、理由などを教えてください。

田熊

電気系の学校で学んでいたので、電気のことをやろうと考えていました。いろいろな企業にトライしましたが、自分なりに決めたことが「一番最初に内定を出してくれた会社に行こう」。面接3日後に通知があって、それが恒栄電設というわけです。良いのか悪いのか(笑)、でも結果オーライです。

小林

入社のきっかけは、身内が恒栄電設にいまして、よく知っていたということでしょうか。小さいころに工場へ行ったことがあり、そういうことから機械に興味を持ちました。学校でも機械を学びました。「知識を活かすことができるかな」と入社しました。とてもストレートないきさつですね。

堀内

学校で電気を学んでいました。最初は恒栄電設とは違う会社を目指しましたが、うまくいきませんでした。学校に相談すると、ここ(恒栄電設)の募集を教えてくれました。何人かの学校の先輩も働いている会社でした。学校はもちろん、先輩方の勧めもあって決めました。

阿部

私は中途入社です。前職は全然違う業種、医療機器の製造メーカーです。しばらく勤めましたが社風が合わず、方向転換。信頼できる人から恒栄電設を紹介されて、面接にうかがいました。まずは自由な社風に魅かれました。えいやっという感じで入社。サッパリした(ややこしくない)人間関係も気に入っています。

どんな仕事内容なのか教えてください。

田熊

現在は4月(2021年)にできた事業企画部に所属しています。その前は発変電部、おもに電気設備を守るための点検や試験に従事していました。事業企画部では新規プロジェクトに携わっています。福島県浪江町ではお花を栽培しています。そのシステムはメーカーに仕様書をだして、ゼロから作ったオリジナルのものです。このように新しい活路を見出すこと、さきがけのような仕事だと思います。

小林

花卉栽培チームとしての私の役割は、プランニングやマーケティングです。ハウス栽培のシステムを全国的に横展開することが目標です。具体的には、ニーズなど市場情報の調査分析、実際にシステムを購入されるお客さまに向けた、経営シミュレーション作りなどです。市区町村向けに「こういうのいかがですか」という提案も手がけています。

堀内

かつては原子力部門で、施設のメンテナンスなどの工事業務に従事していました。今は福島県浪江町でハウス栽培の現場を担当しています。初出荷はトルコギキョウ18000本でした!

阿部

現場の一般事務です。伝票整理や見積書、請求書などの書類作成、様々な現場サポートをしています。新規事業には、女性活躍プロジェクト(後述)で関わっています。

新規プロジェクトでの苦労や工夫を教えてください。

田熊

電気や工事の仕事は、過去の経験や実績がありますが、事業企画部は新しい部門なのでゼロスタート。何をやるにしても正解がハッキリしません。花卉事業についていえば、成果は半年先、1年先です。工事なら、間違いや結果はその都度認識できます。そういう面では、地に足がつかない感じでしょうか。実際花の初出荷は今夏(2021年)でしたが、計画通りとはなりませんでした。どうしても慎重になりがちですが、会社からはスピーディにやるように言われています。どんどん進めて最善の結果を出すように心がけています。

小林

既存事業は先輩が教えてくれますが、そういうわけにはいきません。私は機械のことを学んできましたが、配属先はここ(事業企画部)。花のこと、農業のことは知らないことばかりでした。会議などで専門用語が出てくると「一体何を言っているのか????」と、話についていくだけでも大変でした。経営シミュレーションでは、農業資材は何がどれだけ必要か、見当もつきませんでした。でも先輩をはじめ社外とも相談しながら勉強して、一つ一つ解決しています。

堀内

花卉事業に参加するにあたり、ハウス栽培の現場で1年間ほど研修しました。多少なりにも知識はつき、実務もこなせるようになりました。しかし自信を持って正解を出すまでには至っていません。不安なことは農業関係者や花卉販売業者などに相談して、そのときの最善策で進みました。1回目の仕事は今夏(2021年)に終えましたが、うまくいかなかったことを精査しています。次回に向けて改善していきます。とにかく良かったことは、開花! 「心も体も笑顔」といった心持ちになりました。

阿部

トルコギキョウを栽培すると決まってからは、トルコギキョウのことを知ることからスタートしました。ハウスや水耕栽培の現場、研修会や農業フェアなどに積極的に出かけました。私は事務職ですのでできることは限られています。社内の資格取得制度を利用して宅建士の資格を取っていたので、事業用地の契約でお手伝いさせていただきました。

阿部さん、女性活躍プロジェクト(*1)に参加していますが・・。

阿部

花卉栽培では女性活躍プロジェクトのメンバーも関わっています。栽培ハウスにかかげる看板をデザインしました。また、みんなで協議して「これがイチオシ」という苗を選び、育て、道の駅で売るという企画も実践しました。その際に「女性目線で選ぶ」という方針を立てました。マーケットとは違う選択になりましたが、それはそれで面白そうだということでやりがいがありました。
通常業務とのバランスに関しては、スケジュールを作って終わったものは消す、やり残しのないように心がけています。それほど苦労はありません。
ちなみに私が参加するプロジェクトのメンバーは、六ヶ所(青森)、敦賀(福井)、柏崎(新潟)、東海(茨城)、川口(埼玉)、本社などに散らばっています。ツキイチで会議を開催していましたが、コロナ禍でWEBになりました。花卉チームとしては、全体会議とは別に2021年10月から分科会をツキイチで開催しています。今後は取引先の担当者に参加していただき本格的な検討を始めます。

それではしばらく、皆さんでトークお願いします。

田熊

堀内さん、ウチは恒栄電設、電気の仕事ですよね。いきなり「花をやれ(花卉事業へ)」と言われてどう思いましたか? というのも私も2年半ほど前、いきなりの異動で現場を離れることになったので・・。

堀内

工事現場が長かったので、正直、素直に受け入れられなかったところはあります。ただし花に関わるメンバーが前向きに動き、出荷にたどり着くことができたので胸を張れます。同じ方向を向いてがんばっている感は強くありますね。
現場の人間はパソコンやメールは使わない世界だったので、環境の変化には驚きです。今は毎朝みんなのメールをチェックするし、このクロストークでWEB会議もやったりして、私も変わってしまったなあ、と(笑)。

阿部

女子会では突拍子もないことを言い出すことがあると思います。
こういうのはNGってありますか、田熊さん。

田熊

「変なこと言うな」ということは無いとは言えません(モゴモゴ)。
でも女性視点でしか見えてこない物事は、あって当然だと思います。そのことに期待しているので・・。

阿部

やはりあるんですね。でも期待されているのなら、応えなければいけないと思います。がんばって続けます!

次のステップ、どんなことがしたいか教えてください。

田熊

事業企画部での実績を積み重ねていきたいと思います。10年後、あるいは15年後に、花卉事業が恒栄電設のアグリ事業というようなカタチで、重要な領域になることを目指しています。

小林

とにかく今は「電気と花卉」をより多くの人に知ってもらうことに努めています。それができれば、栽培システムの普及も進むはずです。事業の認知度アップを地道に継続していきます。

堀内

現地の栽培サイドとしては、始まったからには残したいという思いが強いです。地元の警察署や消防署にお花を配っていますが、そういう活動を通して「福島の魅力」を高めていきたいです。

阿部

花卉事業の黒字化です。そのうえでこの事業が育てば、福島県の農業の顔になると思います。休耕地の活用、過疎化や高齢化対策にも一役買えると思いますので、PR活動に力を入れていきます。

これから後輩になる人たちへ、メッセージをお願いします。

阿部

会社は今後、新しい領域に挑んでいくようですので、やりたいことが決まっていない人も大歓迎です。探究心が旺盛で、素直で性格がいい人が来てくれたらうれしいです。

堀内

発電の世界は大きく姿を変えつつあります。恒栄電設もフレキシブルに対応しなければいけません。いろんな人、花卉事業でいえば、とにかく若い人材、男女問わずです。

田熊

社として来て欲しい人は、コミュニケーション能力がある人。会社の仕事は、1人でできないことをみんなでやることが基本なので、とても重要な能力だと思います。企画部としては、コミュニケーション能力に加えて、人よりできることを何か1つ持っていればポイント高いです。英語だったり水泳だったり、自慢できることが1つあればぜひ来てください。

小林

企画部に向いている人は、「何がしたい」「何ができる」を論理的に考えられる能力があるといいです。就活者全般には、自分が求める条件がそろっていれば、文系理系男女関係なくOKだと思います。

(*1)女性活躍プロジェクト:
2019年に発足。パート従業員を含むほぼすべての女性従業員がかかわっています。
女性がより活躍できる環境づくりという企業方針のもと、様々な課題に対してチームごとに解決に向けて励んでいます。

OTHER PERSON

男女若手社員

男女に関係なく若い人が活躍できる職場、
その実情を語り合ってもらいました。